波佐見焼コラム

column

ふるさと納税でも人気!長崎県の波佐見焼の魅力

ふるさと納税でも人気!長崎県の波佐見焼の魅力

ふるさと納税と言えばお取り寄せグルメ感覚で高級なお肉やお米、野菜、コーヒー等の食品や嗜好品を選ぶのが一時期多かったですが、最近は日用品や雑貨なども人気なのはご存知ですか?実は波佐見焼もその一つ!

「うつわ」もふるさと納税で申し込むことができ、お礼の品として手に入れることが可能です。

長崎でも長崎和牛などの牛肉製品ももちろん人気です。食品だと食べてしまったら終わりですが、「うつわ」は形に残るふるさと納税として人気です。

波佐見焼の特徴や魅力をご紹介!

波佐見焼とは

波佐見焼(はさみやき)とは、長崎県の波佐見町で作られている陶磁器の総称です。

波佐見町は、焼き物で有名な有田焼の産地・佐賀県有田町に隣接しています。 原料となる粘土も、有田焼で使用されている熊本県天草半島から採掘される陶石が用いられています。

戦国時代の後期に誕生した伝統工芸品ですが、現在でも日常食器として多くの人々に親しまれています。

波佐見焼の特徴

透き通るような光沢が美しい「白磁(はくじ)」と、呉須という藍色の顔料で絵付けした「染付(そめつけ)」の2種類がよく知られていますが、波佐見焼は「特徴がないのが特徴」とも言われます。さまざまな形や柄のものが作られており、見た目だけでは波佐見焼と他の焼き物を見分けるのは難しいです。ですが、伝統にとらわれすぎない幅広いデザインや時代の流行を取り入れた自由な発想のものが作れるため、 レトロな雰囲気、モダンなデザインのものなど、実に幅広くさまざまな作品が生まれています。

波佐見焼の魅力!人気の理由とは?

波佐見焼は、高級品としてのイメージが強かった陶磁器を、日常使いする食器として世に普及させました。 汚れにくい上に、水分を吸収せず、食洗器やレンジに使えるものも多いので、その扱いやすさは多くの人に受け入れられました。その丈夫さから、日常使いの食器として長く愛用できる点も魅力です。ふるさと納税を利用して、このような高品質な波佐見焼の雑貨や食器を手に入れることができるため、ふるさと納税の返礼品としても非常に人気があります。

丈夫で軽くて使いやすい

波佐見焼は陶石(とうせき)と呼ばれる岩石の粉を使用した「磁器」が中心です。磁器は粘土で作られる陶器に比べて吸水性がほとんどないため汚れが付きにくく、それでいて丈夫で割れにくいという特徴があります。手入れがしやすく耐久性も高い波佐見焼は、普段使いにぴったりな器です。

リーズナブルな価格なのに高品質

波佐見焼は良質な伝統工芸品でありながら、手に取りやすいお手頃価格で販売されています。高級品として知られていた陶磁器の常識を覆したのが波佐見焼です。

品質を保ちながらリーズナブルな価格を実現できた理由は、各工程で職人を分ける分業体制です。

一人で一つの器を作るのではなく、型作りや生地作りなどそれぞれの工程に専門の職人がいて、知識や技術を集約することで大量生産が可能になりました。誰でも気軽に日常使いできる器として親しまれています。

デザインが豊富

波佐見焼は「特徴がないのが特徴」とも言われます。決まった型がないからこそ、常に時代に合わせて多様なデザインの器が作られてきたとも言えます。近年では北欧風のものやカラフルなものなども作られており、バリエーションがより豊かで、おしゃれでモダンなデザインが人気の理由の一つです。中でもホワイトやグレーなどほかの工芸品ではないようなシンプルなデザイン、色使いもあります。

波佐見焼の歴史を知る!

江戸時代の1598年に大村藩主の大村喜前が朝鮮の陶工を連れ帰り波佐見町村木の畑ノ原、古皿屋、山似田の3か所で、焼き物を大量焼成するために登り窯を作ったことから始まりました。

現在の波佐見焼は、白磁と藍のコントラストが美しい染付・青磁作品が主流ではありますが、窯を築いて間もないころは施釉陶器を作っていました。染付・青磁が主流になったのは1602年以降のことで、磁器の原料が見つかったために次第に施釉陶器から磁器へシフトしていきました。その後、磁器の生産量が増え江戸時代後期には生産量日本一になったほどです。

生産量が日本一になった背景には「くらわんか碗」の存在があります。江戸時代に作られた「くらわんか椀」は、「餅くらわんか、酒くらわんか」という掛け声とともに売られたことがその名前の由来だそうです。 当時、磁器は高価なものとされていましたが、くらわんか碗は簡易なデザインと共に庶民にも手の届きやすい価格で販売され、磁器が一般市民に広まるきっかけとなりました。江戸時代の庶民にとって陶磁器は高級品でしたが、くらわんか碗は手ごろな値段で販売されていたため、多くの庶民の食卓を彩りました。

400年以上の歴史がある波佐見焼ですが、焼き物の名前として知られるようになったのは、ここ数年。 それ以前の波佐見焼は、伊万里焼や有田焼の一部として扱われていました。現在では波佐見焼の人気のブランドも多く、モダンでおしゃれな雰囲気が若者にも人気の焼き物となっています。また、波佐見焼はファッションのサイトにも商品のラインナップに加えられるなど若者をターゲットにした試みも行っています。毎年ゴールデンウィーク期間に開催される「波佐見陶器まつり」には茶碗、丼、ボウル、カップなど質の良い焼き物の掘り出し物に出会えると約30万人もの人で賑わいます。陶芸体験などのイベントも開催されています。

ふるさと納税で手に入る波佐見焼のおすすめ品

波佐見焼は、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。長崎県波佐見町のふるさと納税サイトでは、さまざまな波佐見焼の品が紹介されています。特に、波佐見焼のカップやお皿のセットは高い評価を受けており、ランキング上位に位置しています。人気の波佐見焼には、シンプルで美しいデザインのものから、個性的な柄が施されたものまで、多種多様なアイテムが揃っています。

また、波佐見焼の特集ページで最新のランキングを確認することができます。

おすすめの波佐見焼アイテム一覧

食器セット

同じ形状の器の大・中・小と大きさが違うセットも人気です。うつわはシリーズでそろえるだけでも食卓がおしゃれになります。カレー皿やプレートのセットなど日常使いに最適で、食卓を素敵に演出してくれますペアものやセット商品はギフトとしても人気があります。

角皿・長角皿

皆さんのご家庭には丸い食器が多いと思いますが、角皿や長角皿はおしゃれで使い勝手がよく、意外と重宝するためおすすめです。大皿や小皿など大きさも色々あるので卵焼きを乗せたり、焼魚を乗せたりすると食卓もぐっと引き締まりますよ!

小鉢・小皿

デザートのフルーツをちょっと乗せたり、副菜を盛りつけたりするのにぴったりなサイズの小鉢や小皿も人気です。特に、色や柄が豊富で、選ぶ楽しみがあります。

マグカップ・カップ

シンプルなデザインから個性的な柄まで、さまざまなタイプのマグカップやカップがあります。朝のコーヒータイムにぴったりです。色のバリエーションも豊富なものが多いのでカップルや家族で色違いを購入されるかたも多いですマグカップの4色セットも人気です。

雑貨・インテリア雑貨

セラミックのコーヒーフィルターや味噌壺など変わったものもあります。花瓶や一輪挿しなどのインテリア雑貨もモダンなものが多く人気があります。

ふるさとの納税で「うつわ」を選ぶメリット

産地を応援できる

一番は何と言っても産地や作り手を応援できることです。ふるさと納税は寄付した土地のために使われるので、自分が好きなうつわの産地を応援でき、地域の発展に貢献できます。

形に残る

食品や消耗品だと食べたり使ったりすると何も残らないですが、記念として手元に残すことができ、応援する想いを形に残すことができます。当然ながら日本製のうつわなので品質は保証されています。

気になっていた「うつわ」を使うきっかけになる

普段から興味があった商品をふるさと納税で注文することで初めて使うきっかけになります。ふるさと納税のサイトにない商品をオンラインショップで買いたす方もいますよ。

長崎県波佐見町のふるさと納税の使い道

寄付金の使い道と地域の発展

ふるさと納税を通じて寄付された寄附金は、長崎県波佐見町のさまざまな地域活性化プロジェクトに活用されています。寄付金の使い道は、教育支援や福祉事業、地域の文化財保護など多岐にわたります。特に、波佐見焼の産業支援は重要な役割を果たしており、窯元や生産者、事業者に対する支援金が寄付金の一部として割り当てられています。このような支援により、波佐見町の伝統工芸品である波佐見焼の品質向上や新製品開発が進められています。また、地域の農業振興や観光資源の保護にも寄付金が活用されており、波佐見町全体の発展に寄与しています。

波佐見町の自治体の取り組み

波佐見町の自治体は、ふるさと納税を通じて地域の魅力を発信し、多くの人々に波佐見焼の魅力を知ってもらうための取り組みを行っています。自治体の公式サイトでは、波佐見焼を中心とした特集ページが設けられており、返礼品として提供される波佐見焼の詳細な情報が掲載されています。またわかりやすく制作過程を紹介する動画も用意されており、寄附者に対して波佐見焼の魅力を伝える努力がなされています。これにより、寄附者は波佐見焼に対する理解を深め、ふるさと納税を通じて地域を支援することができます。

ふるさと納税の手続きと波佐見焼の購入方法

ふるさと納税の基本的な手続き

ふるさと納税は、寄附金を自治体に寄付することで、その地域の特産品やサービスを返礼品として受け取ることができる制度です。手続きは非常にシンプルで、以下のステップに従って進めることができます。

1.寄附先を選ぶ
まず、寄附したい自治体を選びます。長崎県波佐見町もその一つで、波佐見焼の返礼品が豊富に揃っています。旅行で行った先のお気に入りの土地や災害にあった地域を応援する方も多いです。

2.寄附する金額を決定
次に、寄附金額を決めます。寄附金額に応じて、受け取れる返礼品が変わるため、希望する波佐見焼の品を基に金額を決定しましょう。

3.寄附の申し込み
選んだ自治体の公式サイトやふるさと納税のポータルサイトから寄附の申し込みを行います。お申込み前には返礼品の概要や表示、発送に関する情報などもしっかり確認しましょう。申し込み後、寄附金を支払い、ワンストップ特例制度を利用する場合は必要書類を提出します。

4.控除の申請
確定申告の際に、寄附金控除の申請を行います。ワンストップ特例制度を利用すれば、確定申告をしなくても控除が適用されます。

波佐見焼を探すための特設サイトの使い方

波佐見焼の返礼品を探すには、特設サイトの利用が便利です。長崎県波佐見町のふるさと納税特設サイトでは、多くの波佐見焼の品が掲載されており、カテゴリや価格帯で検索することができます。

1.サイトにアクセス
波佐見町の公式ふるさと納税サイトや、ふるさと納税ポータルサイトにアクセスします。

2.カテゴリーで検索
サイトのトップページには、波佐見焼をはじめとする様々なカテゴリーが並んでいます。「食器」や「雑貨」などのカテゴリーを選び、希望する品をさがすと早いです。

3.詳細ページで確認
各品の詳細ページでは、波佐見焼の特徴やデザイン、セット内容、返礼品としての金額などの情報が詳しく掲載されています。写真も豊富にあり、実際の品をイメージしやすいです。

4.レビューを参考に
他の寄附者のレビューや評価も確認できるため、実際に受け取った人の感想を参考にすることができます。

ふるさと納税で波佐見焼を購入することで得られるメリット

波佐見焼の購入を通じて、日常生活に彩りを加えると同時に、地域の発展に貢献することができます。波佐見焼の美しい食器や雑貨を使うことで、食卓が華やかになり、インテリアとしても楽しむことができます。特に、セットで揃えたアイテムは統一感があり、贈り物としても喜ばれます。ふるさと納税の返礼品として波佐見焼を選ぶことで、日々の生活がより豊かになるでしょう。

波佐見焼の世界では、常に新しいデザインやアイデアが生まれています。波佐見焼にはファンも多く波佐見焼をコレクションとして集める方もいるほどです。

人気のデザインはもちろん、新商品なども波佐見焼ファンにとって見逃せないアイテムとなっています。自治体の公式サイトや特集ページをチェックし、 波佐見焼のトレンドや新商品に関する情報を把握することで、ふるさと納税の返礼品として選ぶ際の参考になります。波佐見町の公式サイトや特集ページを活用して、最新の波佐見焼を手に入れてみてくださいね!

気になるニュース!ふるさと納税ポイント付与廃止に?!

20246月に総務省より「ふるさと納税のポータルサイトにおけるポイント付与を202510月以降禁止する」との発表がありました。

ポイ活をされている方やポータルサイトを良く利用されている方には衝撃のニュースとなりましたよね。

今回の制度改正の趣旨としてこのように述べています。

「ポイントを付与する仲介サイトを通じた募集を禁止することで、自治体がサイトに支払う手数料を減らすことができれば、集めた寄付をほかの事業に使えるようになるのではないか」

確かに一理あるかもしれません。ふるさと納税制度の本来の目的である「ふるさとを応援する」には寄付額が少しでも多いと自治体が自由に使えるお金が多くなるので自治体にとってはいいはずです。

昨年総務省より発表された「5割経費」の経費ルール厳格化により寄付額を値上げした自治体や返礼率を低く設定しなおした自治体が多いようです。

この動きのある中で今後は自治体が直接運営している特設サイトがおすすめとなります。

運営手数料がほとんどかかっていないので寄付額据え置きで運用している自治体が多いからです。さらにふるさと納税を効率よく行いたい方はご自身の税控除の条件などを控除上限シミュレーターなどを活用して事前にシミュレーションして把握するのもおすすめです。

特設サイトで購入する方はこちら

ブログに戻る